「新潟」駅徒歩圏内で、「新潟」駅周辺整備による発展が続く新潟市中央区笹口エリア

古くから港町として栄えた“文武両道”の新潟市

新潟市は本州日本海側で唯一の政令指定都市で、江戸時代から物流の拠点として発展した歴史を持つ。現在も新潟県最大の都市としてショッピング施設やオフィスが充実。教育施設や医療機関も整い、幅広い世代が快適に暮らせる街といえるだろう。

新潟市 中央区役所
新潟市 中央区役所

新潟市は港町ならではの文化が根付き、著名な作家やクリエイターを多く輩出するなど文化都市という側面を持つ。『全国体力・運動能力、運動習慣等調査』で市内小・中学生の平均値が全国平均を上回り、早起き野球大会の参加チーム数が全国トップクラスというデータから分かるようにスポーツも盛んだ。

中央区には「新潟市役所」や「新潟県庁」があり、新潟市の中心地にあたる。近年は「新潟駅周辺整備」をはじめインフラ整備も進んでいる。

「新潟」駅隣接の利便性が魅力の笹口エリア

笹口エリアは新潟市の玄関口である「新潟」駅の南側に位置し、市内でも優れた生活利便に恵まれる。「新潟」駅には上越新幹線やJR在来線各線、市内路線バスや「新潟空港」への連絡バス、県内・県外への高速バスが乗り入れ、交通アクセスの利便性が高い。弁天線や栗ノ木バイパスなど幹線道路も多く、日本海東北自動車道「新潟亀田」I.Cも身近だ。

新潟駅南口駅前の様子
新潟駅南口駅前の様子

買い物環境にも恵まれる。「新潟」駅のエキナカショッピング施設「CoCoLo新潟」には食料品をはじめ、ファッションや雑貨など多彩な店が集まる。周辺にはスーパーマーケット「イオン笹口店」やディスカウントストア「ドン・キホーテ 新潟駅南店」もそろう。

新潟市立笹口小学校」など近隣の教育施設も充実する。「笹口公園」や「太陽公園」など緑も多いことも魅力だ。エリア内に延びるけやき通りには約200本のけやきが並び、冬にはイルミネーションで彩られる。

「新潟駅周辺整備」の進捗で利便性向上中

『新潟市都市マスタープラン』では中央区の将来像を「にぎわう都心、豊かな自然、みなとまち文化が織りなす活気あふれる拠点のまち」と掲げた。これを実現するため、それぞれの街の魅力を再認識しながら、その地区にしかない魅力を引き出す。さらに幹線道路沿いを中心に、歩きやすく自転車や公共交通で移動しやすい環境を目指すとした。

このような街づくり方針に基づき、笹口エリア周辺では「新潟駅周辺整備」が進んでいる。すでに「新潟」駅の高架化や新バスターミナルは完成しており、「CoCoLo新潟」も拡張された。現在は北口駅前広場整備が続けられており、2027(令和9)年にかけて段階的に使用を始める予定だ。南口駅前広場再編と「(仮称)バスタ新潟」も計画されており、さらなる発展も期待できる。

保育施設を中心に子育て支援も充実

新潟市では「静修学校託児所」で日本初の保育サービスが行われるなど、古くから地域全体で子育てを行ってきた。この託児所は現在の中央区にある「赤沢保育園」のルーツになっている。また、新潟市の0~4歳人口1万人あたりの保育所数は74.5か所と政令指定都市で最も多く、保育施設に恵まれていることも魅力だ。

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さらに「こども医療費助成制度」は18歳の年度末までが対象とされ、所得制限もない。これにより、入院は1日1,200円、通院は1日530円の自己負担で、調剤は自己負担なしで利用できる。このような子育て情報は『新潟市結婚・子育て応援サイト』にまとめて掲載されているので便利だ。

定住意向が高く、住民の平均年齢も若い中央区

新潟市は市民の評価も高い。『令和5年度 「新潟市総合計画2030」 成果指標に関するアンケート調査 調査結果報告書』によると、中央区への定住意向を尋ねた質問に対し「住み続けたい」と答えた人は85.1%で、新潟市全体の78.9%を上回った。

「あなたは新潟市に住み続けたいと思いますか。 」に対する回答(引用:「令和5年度 「新潟市総合計画2030」 成果指標に関するアンケート調査 調査結果報告書」より)
「あなたは新潟市に住み続けたいと思いますか。 」に対する回答(引用:「令和5年度 「新潟市総合計画2030」 成果指標に関するアンケート調査 調査結果報告書」より)

中央区は新潟市内で最も人口が多く、世帯数も増加傾向にある。世帯構成は単身からファミリー層まで幅広く、住民の平均年齢は比較的若めだ。新潟市でも公共交通利用者が多く、車がなくても暮らしやすいと考えられる。

新潟市の中心にある中央区内でも、「新潟」駅に隣接する笹口エリアは生活利便と住環境のバランスに恵まれ、快適な日常生活を実現できる街といえるだろう。

※本記事は2025(令和7)年6月に作成しています。